2017年8月10日木曜日

After the Storm -- 嵐のあと

少し前のことなんですが、先月の7月27日の夕方のこと。
ニュースでも報道されたと思いますが、イスタンブールはとても破壊的な嵐に見まわれました。

そのとき私は家にいて、パソコンで調べものをしていたのですが、外が急に暗くなって、「あれ、風も強いな、、、」と思っていたら、どこからか雷が聞こえはじめ、空からは大粒の雨が。
その雨はみるみるうちに視界を遮るほどに強さを増し、外の木も折れそうなくらいにしなっています。

私の部屋は東西を向いており、東側にはリビングがあり、西側の部屋は中庭に面しています。
このとき西からの風がとても強く、その上激しく降りつける雨が窓枠から流れ込み、あっという間に部屋には水たまりが。

すぐにバスタオルで窓枠を塞いだのですが、激しい雨に間に合わず、床にたまる水をせっせとモップで拭いていると、あちこちからガラスが割れる音が聞こえ始めました。

え、何?
強風で何か飛んで来たとか?
でもそれにしても派手過ぎる、、、と思いつつも、部屋にたまる水たまりに応戦するのが精一杯で、外で何が起こっているか見る余裕もありません。

バスルームに濡れたバスタオルを搾りに行こうとしたそのとき、私の背後で突然「ガッシャーンッ!!」という大きな衝撃音が!

運良く、割れたのは外側のガラス1枚だけ。
内側のガラスが割れなかったので、部屋への被害はありませんでした。

振り返ると、私の部屋の窓ガラスが割れている!

ああ、雹だ。

窓の近くにいるのは危ないので、すぐにカーテンを閉めて、風の被害のない東側のリビングに避難しました。
リビングから外を見ると、屋根や道や停めてある車に容赦なく氷の塊が降りつけています。

けれどそんな嵐も15分もすると雨は弱まり、あんなに真っ暗だった西側の空が明るくなってきました。

雨が止んで改めて家の被害を調べてみると、窓ガラスは私の部屋1枚と私の部屋に隣接するバルコニーの小窓2枚の合計3枚が割れ、ワイヤー製の網戸が破れ、そしてこれは後で分かったのですが、ボイラーの煙突がつぶれていました。

トルコの家の窓ガラスは全てペアガラスなため、私の部屋は幸い外側の1枚が割れただけだったので、室内に被害は及びませんでした。
不幸中の幸い、とは正にこのこと。

その翌日に大家さんに連絡をして、修理の人を手配してもらいましたが、うちのように被害にあったお宅が相当あるようで、ガラス屋さんは大忙し。
ウソかマコトか、この雹による被害で、イスタンブールではガラスが足りなかったとか。

ガラス屋さんもこんなに忙しいなんてことは初めて?かのようで、修理を受けたものの、どこのお宅に行けばよいのか忘れてしまうらしく、毎回のように「確認の電話をして」と言われました。

大変な経験でしたが、私も猫もみんな怪我もなく無事だったことが本当に何よりでした。

しかし悲しいことに、今回の嵐でイスタンブールのシンボルでもあるカモメが沢山犠牲になったそうです。
うちの周辺ではアパートの屋根の上に沢山のカモメが棲んでいたのですが、嵐の後、まったく姿を見かけなくなりました(涙)

うちの前に毎日朝夕と来るカモメとおしゃべりするつー。
カモメもカカカ、つーもカカカと同じような声を発しています。

それでもあの嵐から10日余りが過ぎた今は、どこからともなく生き延びたカモメたちがうちの近辺に戻って来るようになりました。
みんな同じに見えるのですが、毎日うちにえさをねだりに来る子もいます。
猫たちにあげるお魚やお肉の切れ端を窓の外に置くと、私を怖がることなくすぐに飛んで来て食べてくれます。

少し時間はかかると思いますが、数年後にはまた大空を自由に舞う沢山のカモメの姿を見ることが出来ると思います。
彼らは逞しいですから。


ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿