2017年10月4日水曜日

Feeling Sentimental -- センチメンタルな感じ

2013年7月。
猫3匹連れて日本からイスタンブールへ。
色々な想いを胸いっぱいに詰めて、新しい国での新しい生活。

そんな生活をスタートしたアパートの取り壊しが、いよいよ始まりました。

私が住んでいた部屋は3階。
そこから壊されて行くから余計に、、、

そのアパートの取り壊しを知ったのは、昨年の犠牲祭の頃。
上階からの水漏れの際、アパートの管理人から、
「このアパートは近いうちに取り壊すから、天井は塗り直さないよ」といきなり言われ、
え?
え??
え???と頭が真っ白になったあの日。

それから2ヶ月後には今のアパートに引っ越し、新しい生活が始まりましたが、
実際に取り壊しが始まると、
そのアパートで暮らした3年余りの想い出がフラッシュバックしてきます。

なーんにもなかった、がらーんとした部屋。
好きなものだけに囲まれて暮らそう、
そう決心してのゼロからのスタート。

家具が入り、カーテンがついて、
ガス、電気、水道、インターネットが揃い、
猫も、3匹ばらばらにやって来て、
みんなが揃った7月の終わりに
私と、ミイ、チイ、ちゃー坊の1人と3匹の生活がスタートしました。

生活に慣れるまでしばらくは、大変なことばかり。
そこに母の死、そしてその5ヶ月後にはチイの死。
2014年は思い描いていたことがすべて壊れ、別れの多い、辛いことばかりの毎日でした。

けれど壊れるということは、そこから新たなものが生まれ、
別れるということは、また新しい出逢いがあるということ。

笑い、泣き、ため息をつき。
沢山の想い出でいっぱいの場所が、壊されていく。
けれどこれも新しいスタートを意味するのだと思います。
色々な意味で。

でもね、やっぱりね、ちょっと胸が痛かったりするのです。

沢山の想い出をありがとう、コウノトリ通りの私のお部屋!


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