2017年10月5日木曜日

Love 個人商店

少し前のこと。

近所にある馴染みの八百屋さんで大量にトマトを買った帰り道、ご近所の話し好きのおばちゃんに呼び止められた。

このおばちゃん。
Terziっていって、洋服のお直し屋さんなんですが、お店はどう見ても『がらくた屋』?的な様相。
一度、パンツのファスナーが壊れて、そのお直しをお願いしたことがあったんですが、それがきっかけでお店の前を通るたびよく声をかけられます。

この日もお店の中へ招き入れられ、根掘り葉掘り色々なことを聞いてきます。
話題も沢山。
まあ要は暇で話し相手が欲しいのです。

トマトが重いので何度か持ち替えながら、もう行かなきゃ、というと、まあまあ荷物を置いて、とおばちゃん。
いえ、ここで下に荷物を置くと、ほんと長くなるので、私は絶対に置きません(笑)

で、そのときおばちゃんからトマトの値段を聞かれて私が買った値段を言うと、「それは安いわ。私にはそんな値段で売ってくれないわよ。きっとだから今度買うとき余分に買って、私に分けて」と言います。
いやー、そのおじちゃん(八百屋さん)のとこはちゃんと値段が出てるし、そんなことないはずなんですが、まあおばちゃんにしてみたら、買い物を分けてもらうのはオマケで、目的はおしゃべりしたいだけ。

話しが横道に逸れましたが、トルコはまだまだ個人商店が健在で、私は断然スーパーマーケットよりそんな小さな商店で買い物をします。
トルコは魚も野菜もお肉もキロ売りなので、そういうお店の場合、大体は小数点以下は切り捨ててくれるか、野菜などはきりのいいところまで盛られます。

多少盛られるのならまだしも、トマト5個と言っているのに7個も8個も入れたり、パセリ一束って言っているのに3束も入れてきたり、なんていう八百屋もあります。
もちろん、断りますよ、要らない、と。

顔なじみになると、肉屋さんでお茶を進められたりもします。
最初はびっくりしましたが、お肉を切り分けたり、ミンチにしている待ち時間に、顔なじみにお茶を振る舞ってくれるのは、当たり前のことのよう。

よく行く魚屋さんでは、魚のアラを沢山くれたこともありました。
スープにするのに、助かるんです、魚のアラ。

昨日は買い物に出かけた八百屋さんが、ちょうど一服タイムだったらしく、「他に要るものはありますか?」と来るはずの問いかけが、「クッキー食べる?」でした。
何でも、店員さんのおばあちゃんお手製だそうで。
へー、美味しそう!というと、一枚取り分けてくれた上に、お茶もあるよ!って(笑)


最近「◯○でXXしてたでしょ?」と近所の人から言われることがあるので、店先でお茶をいただくことは辞退して、帰りに行きつけのカフェでチャイをご馳走になりながら、おばあちゃんお手製のクッキーをいただきました。
美味しかった!

しかしトルコって本当に面白い国だ。

Ellinize saglik!


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